絵画応募増え、作風に変化も
市民公募の第46回流山市展
――流山市美術家協会(羽二生隆宏会長、会員70人)主催の公募展「第46回流山市展」が8月18日から同市生涯学習センター(流山エルズ)で開かれた。16歳以上の一般と同会員から絵画、工芸・彫刻の計111点が出品された。

■写真左:一般公募、会員合せて111点が展示された会場
■写真右:流山市展のはがき
同市展は例年7月、柏市にある「さわやかちば県民プラザ」のギャラリーが会場だった。今回は県民プラザの都合もあって、開催時期をずらして「流山エルズ」となった。
「流山エルズ」の第1、2ギャラリー、小ギャラリーの全展示エリア計350平方㍍いっぱいに油彩、水彩、アクリル、ミクストメディアなどによる地元の風景や外国の街角、静物、人物の絵画、陶芸、彫刻の作品が展示された。
展示の内訳は一般44点(昨年35点)、会員67点(同77点)。一般公募の絵画は前回より9点多かった。
一般の最高賞は「流山市美術家協会賞」で次いで「流山市長賞」「流山市議会議長賞」「流山市教育長賞」「流山市美術家協会奨励賞」の順。会員は「市展賞」が最高賞で以下は「会員奨励賞」となっている。
【一般入選作品】

■写真上:流山市美術家協会賞「初夏のこんぶくろ」(岡田 節子)

■写真上:流山市長賞「余笹川の清流」(天坂 靖)

■写真上:流山市議会議長賞「軽井沢のホテル」(久保田久美子)

■写真上:流山教育長賞「穏やかな昼下がり」(齋藤 正光)

■写真左:流山市美術家協会奨励賞「錦秋の谿」(衛藤 貞宗)

■写真右:流山市美術家協会奨励賞「パリの騎兵隊」(甲斐 剛)

■写真上:流山市美術家協会奨励賞「運河」(小板橋 孝)

■写真左:流山市美術家協会奨励賞「都会の境界を泳ぐ」(佐藤絵里香)

■写真右:流山市美術家協会奨励賞「猫長天」(竹下 美穂)
一般の上位入選者は制作の継続性などが審査され、同協会の会員に推薦される。希望すれば会員となることができるという。
【会員入選作品】

■写真上:市展賞「凛として」(真田 光寛)

■写真左:会員奨励賞「平和の祈り~デイジ~」(齋藤 繭子)

■写真右:会員奨励賞「枯れ葉の詩」(石田真紀子)

■写真左:会員奨励賞「早春の安曇野」(田嶋 誠一)

■写真右:会員奨励賞「母悦子像」(渡辺 義則)

陶芸家の羽二生会長は今回、「青瓷」(青磁)と呼ぶ独特の釉薬調合で生まれた青系、紫系ひび模様の壺を出した。

■写真上:流山美術家協会の羽二生隆宏会長(左)と俊晶子事務局長

■写真左:「青瓷壺」(羽二生隆宏)
■写真右:「涼」(俊 晶子)
絵画の一般応募が増えたことについて「会場が狭くなったので絵画のサイズを100号以内から10号以内に変更した。応募者にとって制作しやすくなり、増えたのかも知れない」と分析する。
また、彫金工芸家の後晶子事務局長は朝顔に蝶が舞う「涼」と題した作品を出品した。「いつもなら風景の方が今回、人物や静物を描いたり、抽象画の方が具象画を出したりの新たな傾向もみられた」という。
(文・写真 佐々木和彦)





















